足首の捻挫も侮るなかれ

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足首の捻挫も侮るなかれ

2023.04.08

足首の捻挫をされて 来られた患者さん。 濡れた床で滑ってしまい 足首を捻挫されたとのこと。 捻挫でよく多いのが 外くるぶしの少し下にある 前距腓靭帯という靭帯をいためることです。 今回の患者さんも似たような場所を いためられたのですが、 範囲が少し大きく 上下にある 脛腓靭帯や二分靭帯も いためてしまっているようです。 足首の捻挫でも強いものでは 腫れたり、内出血もでます。 今回も腫れが患部にあり 1日経って内出血が踵にでてきました。 患者さん自身が捻挫してすぐ アイシングをしてくれていたので 腫れは軽度ですみました。 強く捻ったなと感じた時は ひねり具合にもよりますが 冷やして貰う方が無難かもしれません。 捻挫の治療は いつも言っている 『安静』ですから テーピングで足を固定します。 足裏を内側にむける 内返しの動きで痛みが強いので 反対の外返しの状態で テーピングの固定を行いました。 足関節捻挫 外販固定 早く治したいのと 痛みがぶり返さないように しっかりした固定を希望していたので かために固定しましたが 動いていると締まってきて 血行不良になることがあるため 生活のなかでも注意が必要です。 このまま経過をみていって 徐々に軽いテーピングに変えたりして 通常の生活に戻してもらいます。 捻挫だと完治までは大体2週間から3週間ほど かかると思いますので 少し根気よく、良くなってきたからといって 侮らずに最後まで治し切る気持ちで 治療を続けて頂きたいです。

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